Sports Graphic Number SpecialBACK NUMBER
[開幕直前インタビュー]中村亮土「キーワードは“コネクション”」
posted2022/01/09 07:04
text by

生島淳Jun Ikushima
photograph by
Atsushi Kondo
1月7日夜、日本ラグビー界に新しいリーグが誕生する。
その名は、リーグワン。上位リーグにあたるディビジョン1には12チームが参加し、初代王者を争う。その優勝候補の一角に挙げられているのが東京サンゴリアスだ。キャプテンを務める中村亮土は、トップリーグ最終年となった昨季からの雪辱を誓っている。
「昨季は決勝でパナソニックに負けて、とにかく悔しくて、悔しくて……。リーグワンを迎えるにあたって、あの敗戦は“チームとして絶対に忘れてはいけない過去”だと捉えています。負けた理由はチーム全体で共有できていて、ディフェンスの安定感や自信が、あのレベルの試合で勝つところにまで到達していなかったという反省があります。今季はその部分を追求していきたいですね」
初年度はサンゴリアスとともに、トップリーグ最後の覇者である埼玉ワイルドナイツ(旧パナソニック)、着々と力をつけているクボタスピアーズ船橋・東京ベイ、コベルコ神戸スティーラーズなどが上位を争うと見られている。
「リーグワンは、どのチームもレベルアップしてきて接戦が増えるでしょうね。僕自身は、接戦の時こそインパクトを与えられる選手だと思っているので、持ち味を披露できるシーンが増えるんじゃないかと。サンゴリアスとしては、楽に勝った方がいいんですけどね(笑)」
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り: 2910文字
NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。
