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ディープインパクトが負けた日、北島三郎愛馬の引退レースは何位?「あなたが選ぶ最高の有馬記念」6~10位発表《1100人アンケート》 

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posted2021/12/24 17:03

ディープインパクトが負けた日、北島三郎愛馬の引退レースは何位?「あなたが選ぶ最高の有馬記念」6~10位発表《1100人アンケート》<Number Web> photograph by ©Sports Graphic Number

グラスワンダー(左)とスペシャルウィークという“最強世代”の2頭による大接戦となった1999年の有馬記念。写真判定の末、わずか4cm差でグラスワンダーに軍配が上がった

8位 2019年 リスグラシュー 30票

 昨年、惜しまれながらターフを去ったアーモンドアイ。GI9勝の最強牝馬を、豪華メンバーが揃った2019年の有馬記念で圧倒したもう1頭の名牝が、同年の年度代表馬に輝いたリスグラシューです。

 この有馬記念を引退レースと決めていたファン投票2位のリスグラシューは、中山のタフなコースとハイペースを味方につけ、2着サートゥルナーリアに5馬身差の圧勝。対照的に9着に敗れたアーモンドアイにとっては、これが生涯で唯一掲示板を外したレースとなりました。

「キャリアを積み重ねながら強さを増していった彼女のラストランにしてベストレース」(24歳・男性)

「9冠馬にこれだけ圧勝したのはリスグラシューしかいない!」(37歳・男性)

「それまでも強い馬ではあったけれど、引退を前にして、まるで覚醒したようにGⅠを3連勝して去っていった彼女を、花火のようだと思いました」(36歳・女性)

「単勝1万円の1点勝負! リスグラシューが抜け出した時、カフェで雄叫びを上げたのは忘れない!」(23歳・男性)

7位 2017年 キタサンブラック 35票

 名馬の引退レースに選ばれることも多い有馬記念。なかでも近年大きな注目を集めたのが、歌手の北島三郎さんの持ち馬として知られるキタサンブラックが有終の美を飾った2017年の第62回有馬記念です。

 武豊騎手を背に抜群のスタートを切ったキタサンブラックは、マイペースの逃げで後続を完封し、当時の最多タイ記録に並ぶGI7勝目。レース後に行われた引退式では、北島さんの歓喜の歌声が中山競馬場に響きわたり、ファンの感動を誘いました。

「北島オーナーの歌の通り、『これが競馬の祭りだよ!』と実感した。他の有馬記念やGIレースもたくさん現地観戦したが、一番心が震えた」(37歳・女性)

「人馬一体で必ず勝つと言う覇気を感じ、とても感動しました。大好きなキタサンブラックの最後のお別れレースをこの目で見られてよかったです」(33歳・女性)

「漢の引き際。キタサン祭りの集大成」(22歳・男性)

「ラストランで鞍上武豊の完璧なペース、サブちゃんの涙と『まつり』を中山のゴール板の所で見ました」(42歳・男性)

【次ページ】 6位は最強世代による“4cm差”の超接戦

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