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「トップ10にまず入りたい」プロ転向、独自スタイルの18歳。
posted2021/11/11 07:00
text by
秋山英宏Hidehiro Akiyama
photograph by
Hiromasa Mano
18歳の望月慎太郎がプロに転向した。2年前、16歳でウィンブルドンジュニアを制し、その後、IMGアカデミーの先輩錦織圭も届かなかったジュニア世界ランク1位の座についた。昨年からプロの下部ツアーに活動の場を移し、最新のATPランキングは393位。昨年末の631位から大きく順位を上げた。18歳以下の選手に限れば、スペインの神童カルロス・アルカラス(42位)らに次ぐ3番手だ。昨年からのコロナ禍で活動は制限されたが、ジュニアからの移行は順調だ。
リモートで行なわれたプロ転向会見では「トップ10にまず入りたい」と目標を掲げた。「まず」と言うからには続きがありそうだが、それ以上は口にしなかった。代わりに、2年前のウィンブルドンで「(自己最高4位の)錦織選手を抜きたい」と宣言したことを記しておく。