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セ優勝を逃した阪神、36年ぶり日本一へ揃う《3つの数字》とは? CS初戦の先発・高橋遥人は対巨人戦の防御率「0.00」
text by
豊島和男Kazuo Toyoshima
photograph byKYODO
posted2021/11/05 17:02
CSファーストステージ初戦の阪神先発は高橋遥人。プロ初完封を含め、今季巨人戦では2試合16回を投げて24奪三振・無失点と好成績を残している
11月10日からのCSファイナルステージに進出すればヤクルトとのリベンジマッチとなる。強力打線との再戦だ。
今季、阪神は1得点差の成績が25勝14敗で勝率.641、2得点差は10勝10敗の勝率.500だ。ヤクルトとの1得点差試合は3勝1敗で、2得点差試合は4勝2敗。ヤクルトは1得点差の成績が18勝13敗で勝率.581で、2得点差は13勝15敗で勝率.464の数字が残っている。接戦の展開では阪神有利といえる。
短期決戦では救援陣を積極的に投入することも可能だ。最大の武器は先発、中継ぎ、救援を含めた投手の総合力。ペナントレースの覇者に挑むポストシーズンの戦い方は決まった。雪辱戦を制した先には2014年以来、7年ぶりの大舞台が待っている。日本一をかけた猛虎の挑戦が始まる。