《やっと神様が美誠にご褒美をくれた！》早田ひなが一番に泣いた伊藤美誠の金メダル…“ライバル”でもある2人の幸せな関係

《「良かった！！やっと神様が美誠にご褒美をくれた！！」と思い涙が止まりませんでした。》

　東京五輪で卓球日本代表選手のリザーブとして同行していた早田ひなは、自身のインスタグラムを更新し、選手たちへのメッセージとともに、混合ダブルスで日本勢初となる金メダル、女子シングルスで銅メダル、女子団体戦で銀メダルと3つのメダルを獲得した親友・伊藤美誠への思いを綴った。

《あんな小さな身体で毎日毎日ラケットを振り、究極を目指して頑張る姿、自分が納得いくまで練習をやめない姿をいつもいつも隣で見てきました。》

　笑顔がまぶしい2人の写真とともに投稿された早田の言葉の一つ一つから、伊藤への熱い思いが伝わってくるようだった。

　その投稿についてたずねると、伊藤も「本当にうれしかった」と顔をほころばせていた。

「（水谷隼との）混合ダブルスで優勝したときに、私は“うれしい”というイメージのほうが強すぎて泣けなかったんですが（笑）、ひなが一番最初に泣いてくれて」

早田ひなの公式インスタグラムより

「一番声を出してくれていた」

　無観客で行われた今大会、早田はスタッフらとともに応援席から日本代表の試合に熱い視線と声援を送った。その力強い応援は、大きな力となっただろう。伊藤のもとにも確かに届いていた。

「一番声を出してくれていたので、個人戦か団体戦の最初の方は、声が出なくなってしまっていたんですよ。声が枯れて小声になっていました（笑）」

　親友のエールに、「私もすごく気持ちが盛り上がった」と勇気づけられたという。

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