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五輪の裏でプロ興行は“通常”開催。真夏の東京、無敗同士の熱い5分間。

posted2021/08/26 07:00

 
五輪の裏でプロ興行は“通常”開催。真夏の東京、無敗同士の熱い5分間。<Number Web> photograph by AFLO

7月17日、八王子市の富士森体育館で行われた無敗対決は、佐々木(左)がKOを奪い逆転の5ミニッツショー決着

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前田衷

前田衷Makoto Maeda

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AFLO

 東京五輪開催中はテレビも新聞も五輪一色に埋め尽くされた感があったが、この間、国内のスポーツは活動していたのか、あるいはプロ野球のように休戦状態だったのだろうか。

 プロボクシングは、テレビ中継頼りのビッグマッチは最初からこの五輪期間中の挙行を避けていたが、一般の興行は普通に行われていた。日本ボクシングコミッションによると、7月には20興行が開催され、例年激減する8月でも10興行を予定。昨年はコロナ禍で4カ月以上も興行が中止され、再開された7月が7度、8月が14度だった。現在有観客とはいえ入場制限は続いているから、実は「普通に行われていた」とは言えないのだが、主催側もやり繰りに苦労しながら試合を提供し続けている。

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