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大谷翔平の走攻守+オチャメさにライバルも審判もニコニコ… 1番起用で“MLBレジェンド”に並ぶ39号 「40発+10勝」の大偉業へ〈Weekly ShoTime〉
posted2021/08/16 19:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は16日(現地時間15日)のアストロズ戦で2試合連続となるマルチ安打をマークした(チームも3-1で勝利)。二刀流の1週間をあらためて振り返ってみよう。
《8月11~16日(日本時間)までの成績》
<11日 vsブルージェイズ:ダブルヘッダー第1戦>
3打数0安打1四球1盗塁1三振
<11日 vsブルージェイズ:ダブルヘッダー第2戦>
4打数1安打2三振
<12日 vsブルージェイズ>
3打数1安打2打点1本塁打1四球1三振
<13日 vsブルージェイズ>
打:3打数1安打1四球1三振
投:6回3被安打6奪三振2失点(7勝目)
<14日 vsアストロズ>
4打数1安打1打点1三振
<15日 vsアストロズ>
5打数2安打1打点1本塁打1盗塁1三振
<16日 vsアストロズ>
4打数2安打2三振
<今季ここまでの成績>
打:113試合398打数108安打39本塁打86打点17盗塁 打率.271
投:7勝1敗92回112奪三振 防御率2.93
14試合ぶりとなるホームラン
8月に入って大谷に関するトピックスになっていたのは「本塁打が出ないこと」だった。月間で見ると4月8本、5月7本、6月13本、7月9本と量産ペースが続いていた中で、バットから“ビッグフライ”がなかなか生まれない状況だったが、それを打ち消したの12日のブルージェイズ戦だった。
浴衣姿で応援するファンもいる中、1番打者で起用された大谷は第2打席で低めのスライダーをすくい上げると、大谷らしい高弾道でセンターへと38号2ランを叩き込んだ。
その翌日はリアル二刀流。ア・リーグMVPを争うライバルであるウラディミール・ゲレーロJr.ら擁するブルージェイズ打線相手に6回2失点にまとめ、今シーズン7勝目を挙げた。投打ほとんどのスタッツが“チーム内No.1”の成績になったことも話題になった。