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MLB公式が戦力トップ認定 ダルビッシュも「本当にいい野球」と満足のパドレスは“ヘビー級タイトルマッチ”を制するか 

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四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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posted2021/06/04 06:00

MLB公式が戦力トップ認定 ダルビッシュも「本当にいい野球」と満足のパドレスは“ヘビー級タイトルマッチ”を制するか<Number Web> photograph by JIJI PHOTO

5月17日、得点を挙げチームメイトに迎えられるダルビッシュ。12日の4回1失点(7イニング制)から中4日での登板も、7回無失点で白星を挙げた

「確かに、彼ら(ドジャース)はリーグの中でも一流だし、この10年間あまりは地区の中で一流であり続けた。ただ、これからを見てみようじゃないか。我々のゴールが、チャンピオンシップを取ることに変わりはない」

 その宿敵ドジャースとは、ここまで2カードで対決し、4勝3敗。ダルビッシュが先発した2試合は、いずれもサイ・ヤング賞3回のクレイトン・カーショーとのエース対決となった。本拠地での4月17日の試合では惜敗したものの、敵地での23日の再戦では7回1失点9奪三振で快勝し、1勝1敗と互角の戦いを演じた。

カーショーと戦う喜び

 カーショーとは、同じテキサス州ダラスに自宅があることもあり、オフ期間には合同自主トレを行うなど、公私にわたって親交が深く、ダルビッシュにすれば、個人的な思い入れも強い。

「常にカーショーに関してはずっと感謝を持っているので、投げ勝ったかどうかよりも、ドジャースに勝ったことがうれしいですし、カーショーと同じフィールドで野球をできるということをいつも幸せに感じています」 

 ダルビッシュにとって、2017年の後半に在籍した古巣とはいえ、ドジャースを倒さない限り、目指す頂点には立てない。

 今季の直接対決は、残り12試合。

 ドジャースだけでなく、ジャイアンツを含めたハイレベルな3強の戦いは9月末までもつれ込みそうなだけに、開幕投手を任されたダルビッシュへの期待値は、さらに高まっていくに違いない。

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