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【本塁打ランク単独トップ】大谷翔平「最初は何だかよく分からなくて…」 メジャー初ホームランの“興奮と戸惑い”を振り返る 

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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photograph byAP/AFLO

posted2021/05/19 11:25

【本塁打ランク単独トップ】大谷翔平「最初は何だかよく分からなくて…」 メジャー初ホームランの“興奮と戸惑い”を振り返る<Number Web> photograph by AP/AFLO

仲間の笑顔も溢れ、すっかりチームの一員となった

ベーブ・ルース以来の記録達成!

「彼はパワーを見せつけたし、実力を発揮した。普段からショウヘイは、可能な限りバットを振って練習しており、その打撃のシャープさを保っている。これからも起用できるときはDHで使っていきたい」

 試合後のマイク・ソーシア監督は満足げな表情で断言していた。

 開幕第4戦で先発して勝ち投手になってから2日後の第1打席での初アーチ。勝利投手が2日以内に出場した試合の第1打席で本塁打を打ったのは1921年のベーブ・ルース以来の記録だという。

「すごい光栄なことですが、今日よりこの先のことの方が大事じゃないかと思う。まだ成し遂げてはいないですし、始まったばかり。

 終わったときに、しっかりやりきったと思えるシーズンにできるように、また明日から1日1日、頑張りたいと思います」

 試合後のTVインタビューでは、今度はナインから氷水を浴びせられる手荒な祝福を受けた。

「氷水はテレビで観たことがあったので……。良かったというか、やられたんですけどすごく嬉しかった!」

 大谷が本当にエンゼルスの一員として迎え入れられた日でもあった。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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