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「今も苦しんでいる人がいる…」ホークス和田毅“40歳で20年ぶり勝利”なのに…歯切れが悪かった事情 

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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posted2021/04/21 17:25

「今も苦しんでいる人がいる…」ホークス和田毅“40歳で20年ぶり勝利”なのに…歯切れが悪かった事情<Number Web> photograph by KYODO

4月14日、オリックスに勝利しポーズをとるソフトバンクの和田(左)と松田

「熊本地震、各地で起きた水害、あらゆる自然災害で苦しんでいる人たちが今もいる。僕らは忘れていないということをしっかり伝えていきたい」

 熊本地震に関していえば、丸5年が経過して「復興のシンボル」として位置づけられた熊本城の天守閣がこの春に完全復旧した。4月26日より一般公開されることになっている。しかし、城内全体を見渡せば、崩落して無残な姿のままになっている箇所がまだまだ散見されるのが実情だ。

 多くの日本人は「あれからもう5年」と言うだろう。だが、当事者にとっては「まだ5年」だ。

 熊本県内では今年3月末時点でも150世帯、418人が避難生活を余儀なくされている。このうち96世帯、281人は震源地に近い益城町の人たちということだ。

 今年、新型コロナウイルスの影響で集客を前提とした取り組みがしづらくなっている。その中で、ホークスは「ファイト!九州」の新たな試みとして、九州各地の子供たちから夢を募集して実現していく「あなたの夢を叶えます!」プロジェクトと、九州各地の小学校にひまわりの種を配り一緒に育てる「笑顔の花を咲かせよう!」プロジェクトを始動した。

 九州全体を巻き込んで社会を明るく元気に盛り上げる様々な取り組みを行っていきたいとの願いが、そこには込められている。アイデアを捻り出しながら、どうにかして「ファイト!九州」の活動を継続させていこうという心意気が感じられる。その姿勢に心から拍手を送りたい。

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