試合に出られるのが当たり前じゃない世界

――では渡米を前に、WWEでの大きな目標を聞かせていただけますか。

「もちろんWWEのメインロースターに上がって、チャンピオンベルトを巻いて、レッスルマニアの舞台に立ちたい。そして日本と世界の懸け橋にもなりたいですね。日本の女子プロレスにすごい誇りを持っているので、それを世界に伝えていって、WWEのいいところも吸収させてもらって、いつか日本とアメリカを行き来できるような選手になりたいですね。今までそういう選手はいないと思っているので」

――究極の目標は、日本と世界をまたにかけた存在になる、と。

「それぐらいの気持ちでいます。そのためにも、まずはしっかりと実績を作っていきたいですね。WWEは世界中から才能ある選手が集まってきて、その中でも目だって生き残らなきゃいけない。試合に出られるのが当たり前じゃない世界なので」

――他のメジャースポーツと一緒ですもんね。日本の一流選手でも、一軍で常時試合に出るだけでも大変なことです。

「すごいところに行くんだなって、あらためて思いますけど。日本で10年間やってきたことを信じて、このプロレス魂を爆発させたいですね！」

――では、WWEでの活躍、期待しております！

「自分のプロレスに対する思いを全部ぶつけてきます！　期待してください！」