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“オリンピック好き大国”も「日本の8割が反対なのに…」 アメリカは東京五輪開催の可否をどう報じた? 

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及川彩子

及川彩子Ayako Oikawa

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posted2021/01/28 11:02

“オリンピック好き大国”も「日本の8割が反対なのに…」 アメリカは東京五輪開催の可否をどう報じた?<Number Web> photograph by Getty Images

半年後に迫った東京五輪。3月25日より聖火リレーがスタートする予定

 陸上の男子三段跳で五輪を連覇し、東京で3連覇を狙うクリスチャン・テイラーは「五輪への参加条件にワクチン接種が設けられたら打つけれど、今はもう少し様子を見たい」と話すのも頷ける。

 現在、米国で認可されているワクチンは4週間以内に2回接種することで効果が得られるとも言われているが、IOCがワクチン接種を絶対条件にした場合、ワクチン接種のためのタイムフレームはかなり厳しい。米国での陸上、競泳の五輪選考会は6月中旬から。それまでに接種していない選手は、代表決定直後に1度目の接種をし、日本へ出発する前に2度目の接種をしなければならない。接種後に何らかの症状が出て、最後の練習に支障が出る可能性もある。またワクチンを接種しても感染リスクはあるため、その部分での不安も残る。

開催可否のリミットは「3月下旬」か?

 東京五輪の開会式まで半年を切った。

 開催可否のタイムリミットは、昨年、延期が決定された3月下旬あたりと思われる。五輪という大舞台で演者となる選手たちの願いは果たして届くのだろうか。

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