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桐蔭学園の成長力が凄かった…大西将太郎が選ぶ花園ベスト15 日本を担えるロック、“松島級”スーパー1年生も 

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posted2021/01/11 11:30

桐蔭学園の成長力が凄かった…大西将太郎が選ぶ花園ベスト15 日本を担えるロック、“松島級”スーパー1年生も<Number Web> photograph by Kyodo News

決勝戦で激突した青木(左)と本橋など、将来が楽しみなロックが目立った大会だった

 では、ここからはベスト15を。

 今大会は個性がある良い選手が多くて選ぶのにとても苦労しました。

 セレクションポイントは貢献できる「チームマン」。解説した試合で出会った選手たちも盛り込んでみました。

<プロップ>
本田啓(東福岡・3年)
現代的な走るプロップ。劇的な試合が多かった東福岡でもロングランの衝撃が大きかった。

亀山昇太郎(茗渓学園・3年)
彼も走れる「3番」。茗渓が強い時は必ず器用なプロップが現る。見た目も“愛される系”。

<フッカー>
當眞蓮(流経大柏・3年)
フッカーながらトライの嗅覚を兼ね備えた選手。タッチライン際でのランニングスキルも魅力。

<ロック>
青木恵斗(桐蔭学園・3年)
昨年度からひと回り成長し、桐蔭の連覇に貢献。大学ではバックローに転向する可能性もある。

本橋拓馬(京都成章・3年)
193センチ、113キロの大型LO。破壊力と柔らかさを併せ持ち、青木同様に将来の代表候補。

<フランカー>
粟飯原謙(あいはら・けん/桐蔭学園・3年)
まだ細いが、人に強く、タックルの技術が高い。タレント集団の中でも貢献度は最上級だった。

加藤アディナン(流経大柏・1年)
超期待枠。抜群の身体能力、タックルがしつこい。フランカー出身の相亮太監督の指導にも注目。

<No.8>
佐藤健次(桐蔭学園・3年)
キャプテンシーも考慮して選出。フッカーに転向したら堀江翔太のような選手になる可能性も。

<スクラムハーフ>
川久保瑛斗(長崎北陽台・2年)
解説した東海大大阪仰星戦で印象に残った9番。プレー選択と強気な姿勢が田中史朗にそっくり。

<スタンドオフ>
安田昂平(御所実業・3年)
2年時から注目を集めた司令塔で、日本代表の松田力也に近い。15番の方が特徴を活かせそう。

<センター>
近藤翔耶(東海大大阪仰星・3年)
抽選敗退後の「30人で試合をしているような一体感があった」という言葉に脱帽。プレーも◎。

山田歩季(京都成章・3年)
「13番」らしい縦に強さがあり、思い切りがいい。ディフェンスでも存在感を十分に発揮した。

<ウイング>
ジョアぺ・ナホ(大分東明・3年)
インパクト枠。フィジー出身で、日本人にはないバネと発想でどんな体勢からでもトライを狙う。

金昂平(きむ・あんぴょん/大阪朝鮮・3年)
フルバックだが、右サイドでの鋭いカウンターが印象に残った。14番でのプレーも見てみたい。

<フルバック>
矢崎由高(桐蔭学園・1年)
松島級になるのも夢じゃないスーパー1年生。地元大阪から桐蔭を選ぶ意志の強さも期待できる。

 このチーム強そうです(笑)。1、2年生にも将来が楽しみな選手が揃った大会でしたので早くも来年が待ち遠しいですね。彼らの成長に期待しましょう。

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