酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
打率4割なるか、吉田正尚の“迷いのなさ”。週刊セパ好成績&珍記録まとめ。
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKyodo Kews
posted2020/09/07 18:15
ここ最近“打てばヒット”状態のオリックス吉田正尚。夢の4割打者誕生なるか。
日本ハム近藤も素晴らしい成績。
○打撃成績
<最多安打>
10安打:吉田正尚(オ)、西川遥輝(日)
<最多本塁打>
4本塁打:グラシアル(ソ)
<最多打点>
10打点:吉田正尚(オ)
<最多盗塁>
3盗塁:周東佑京(ソ)、佐野皓大(オ)
<打率5傑(規定打席以上)>
1 吉田正尚(オ).455
2 近藤健介(日).421
3 西川遥輝(日).417
4 渡邉諒(日).391
5 ビヤヌエバ(日).350
<RC(打撃総合指標)5傑>
1 吉田正尚(オ)8.36
2 西川遥輝(日)6.31
3 浅村栄斗(楽)6.02
4 近藤健介(日)5.93
5 中田翔(日)5.92
冒頭に触れたオリックス吉田正尚の週間での成績を見てみると……22打数10安打1二塁打2本塁打10打点2盗塁4四死球という素晴らしいものだ。三振はわずか1個だった。
日本ハム近藤健介は8安打に加え8四球の16出塁だった。ソフトバンク周東は3盗塁で盗塁1位のロッテ和田康士朗に3差に迫っている。
山本由伸と高橋光成が見せた好投。
○投手成績
<最多勝利>
1勝:上沢直之、有原航平、加藤貴之(日)/高橋光成、松本航、ニール、内海哲也(西)、石川歩、美馬学、二木康太、岩下大輝(ロ)/山本由伸、飯田優也(オ)、二保旭(ソ)/塩見貴洋、青山浩二、池田駿(楽)
<最多セーブ>
3セーブ:ブセニッツ(楽)
<最多ホールド>
3ホールド:平良海馬(西)、安樂智大(楽)
<最多奪三振>
10奪三振:ノリン(西)
<防御率(規定投球回数以上)5傑>
1 山本由伸(オ)0.00
1 高橋光成(西)0.00
1 二保旭(ソ)0.00
4 上沢直之(日)1.00
5 小島和哉(ロ)1.29
<PR(投手総合指標)5傑>
1 山本由伸(オ)3.01
1 高橋光成(西)3.01
3 上沢直之(日)2.87
4 二保旭(ソ)2.58
5 内海哲也(西)2.15
オリックスの山本由伸と西武の高橋光成は7回零封、ソフトバンク二保は6回自責点ゼロの好投を見せた。NPBで通算2試合目の西武ノリンも9月5日の日本ハム戦で6回10奪三振の快投である。救援では楽天のブセニッツが3セーブを挙げた。