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サンフレッチェ荒木隼人の「note」。
書くことでプレーが向上する理由。

posted2020/08/19 15:00

 
サンフレッチェ荒木隼人の「note」。書くことでプレーが向上する理由。<Number Web> photograph by J.LEAGUE

サンフレッチェユースから関西大学に進み、その後サンフレッチェに加入した荒木。昨年11月には日本代表にも初招集された。

text by

二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

PROFILE

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J.LEAGUE

 日記のように自分の文章を投稿できる「note(ノート)」が流行している。ブログより手間が掛からないこともあって始めてみる人も少なくないとか。

 大学のサッカー指導者を通じて、あるJリーガーのnoteを知った。    

 趣味とかファッションとか知人との触れ合いとか、はたまた、自分のトレーニング法とか。プライベートの切り取りや試合の振り返りなどを想像しがちだが、その人はちょっと異色に映る。

 テーマを決めて、自分の心と向き合いながら思いをつづっている。

 真摯に、誠実に。

 だからとても読み応えがある。

平和記念資料館へ行ったことはとてもよかった。

 彼は誕生日前日、「8月6日」と題してこう記している。一部抜粋させていただく。

<先日、平和記念資料館へ行ったことはとてもよかったと思っています。
 原爆や戦争について学び
 平和とは何かと考え
 広島では何が起こり
 どのように立ち上がってきたのか
 その過程で人々にどんな想いがあったのか
 この先どうなることを願っているのか
 75年受け継がれてきた意志や想い、教訓を知り、この先にも受け継いでいきたいと強く感じました>
 
 その人とは、サンフレッチェ広島のセンターバック、荒木隼人。プロ2年目、24歳になったばかりの青年は3バックの中央に定着し、まさに真摯かつ誠実なディフェンスによって「堅守サンフレッチェ」を支えている。

【次ページ】 自分に足りないのが表現力、発信力。

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荒木隼人
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