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スカウトはYouTubeで選手をチェック。
ドラフト候補の絞り方も変わった。

posted2020/05/26 19:00

 
スカウトはYouTubeで選手をチェック。ドラフト候補の絞り方も変わった。<Number Web> photograph by KYODO

昨年のプロ野球ドラフト会議の風景。今年は例年通りの形で開催できるのだろうか。

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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 センバツ大会に続いて夏の甲子園大会の中止も決まる中で、悪戦苦闘しているのは各球団のスカウトたちである。

 東京都などに緊急事態宣言が発出された4月7日前後から、ほぼ全国的に高校、大学の部活動や社会人チームの活動がストップ。試合ばかりか、学校やチーム単位での練習も中止となって、スカウトにとっての“現場”が消失してしまった。

「スカウトは地方に出向いて足で稼ぐのが仕事のようなもの。しかし緊急事態宣言が出てからは、ほぼ自宅待機が続いて時間を持て余していました」

 こう語っていたのは在京のある球団のスカウトだった。

スカウトが足を運ぶ場所がない。

 普段のシーズンならばいま頃は、春の地区大会や練習試合が真っ盛りの時期だ。そうした試合に足を運びリストアップしてきたドラフト候補の成長度のチェックや、ひと冬を超えて大きく成長した選手がいないかなどの掘り起こし作業を行う。

 その上で6月下旬に沖縄から始まる全国の夏の地区予選を回り、夏の甲子園大会を経て総合的な判断を下す。

 そうして最終的なドラフト指名候補をリストアップしていくわけだ。

 ところが今年はこのコロナ禍で試合が全く行われていない上に、練習すらストップしている。足で稼ぐのがスカウト稼業と言われるならば、その足を運ぶ場所がなくなってしまった訳である。

 ただ、そうして暇を持て余していた時間の中で、いつもなら得られない収穫があったのが映像での選手のチェックだったという。

 もちろん通常でもそのチームもドラフト候補の選手は独自に試合映像などを撮って、それを自チームのスカウト間で共有することはしていた。

【次ページ】 アマチュア野球ファンがアップした映像。

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