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テニスの未来とライフシフト。
それぞれが考える、今できること。
~フェデラーも中堅選手も~
posted2020/05/16 18:00
![テニスの未来とライフシフト。それぞれが考える、今できること。~フェデラーも中堅選手も~<Number Web> photograph by AFLO](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/c/c/1500wm/img_cc10ee177b12b90eae7bb02429871873269876.jpg)
ニューヨークにある全米オープン会場には、臨時病院が建設された。テニスもかつてない事態に見舞われている。
text by
![秋山英宏](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
秋山英宏Hidehiro Akiyama
photograph by
AFLO
パンデミックが「テニスの未来」に深刻な影響を与えている。ツアーは休止となり、選手は練習場所にも不自由する。野球やサッカーなどと違い、選手を守る「チーム」は存在せず、賞金収入を失った選手たちは失業の危機に直面している。テニスに見切りをつけ、仕事を探す選手も出るだろう。
「テニスの未来」はノバク・ジョコビッチが用いた文言だ。彼は若い選手やランキングの低い選手は「テニスの草の根であり、未来だ」として、ロジャー・フェデラーとラファエル・ナダル、さらにツアー統括団体などに救済基金の設立を呼びかけた。規模は当初400万ドル(約4億3000万円)以上と伝えられたが、大幅に増額される見通しだ。
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