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開催続行のベラルーシに注目も。
コロナ禍とサッカーの“浄化”。
posted2020/04/18 15:00
![開催続行のベラルーシに注目も。コロナ禍とサッカーの“浄化”。<Number Web> photograph by Getty Images](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/1/9/1500wm/img_196f01e917d0eecb87558eef930c538f237015.jpg)
まばらな観客、マスク姿の警備員の前で行われるベラルーシ・プレミアリーグ。同国はFIFAランク87位の小国だ。
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![豊福晋](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/2/1/90/img_2187ca86cdd5254e0b0bc269f6b0af8d9103.jpg)
豊福晋Shin Toyofuku
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世界中でサッカーが停止する中、コロナ危機がプラスになった例もある。
最も恩恵を受けたのは欧州の中で唯一、休止することなくリーグ戦を続けているベラルーシだろう。かつてアーセナルやバルセロナでプレーしたMFアレクサンドル・フレブはこう冗談めかした。
「サッカーが止まったおかげで、今では世界中が僕らがプレーするベラルーシリーグの試合を見ている。北米のNHLのシーズンが終われば選手がロシアにきてプレーするように、メッシやロナウドがベラルーシに来てプレーしてもおかしくはないね」
同国では4月4日時点での感染者が350人程度で、リーグ側は止める必要はないと判断した。その決断によりベラルーシリーグは世界に認知され、サッカーロスに嘆く各国から注文が入り放映権料も高騰。ベラルーシサッカー連盟のセルゲイ・ジャルデツキ氏は「世界が我々を見てくれる、非常にポジティブなこと」と誇った。稀少性がプラスに転じた例だ。
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