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女子マラソンの3人目。
~名古屋の方が大阪よりも有利?~
posted2020/02/26 07:00
text by
小川勝Masaru Ogawa
photograph by
AFLO
東京五輪のマラソン代表、3人目の枠をかけて行われた1月26日の大阪国際女子マラソンで、松田瑞生が2時間21分47秒を出して優勝した。日本歴代6位、大阪国際女子マラソンでは、2003年の野口みずき、千葉真子に次ぐ歴代3位のタイムだった。3月8日の名古屋ウィメンズマラソンで、2時間21分47秒より速いタイムでゴールするランナーが出なければ、松田が東京五輪の代表になる。名古屋ウィメンズマラソンで、2時間21分47秒より速いタイムが出る可能性はどれくらいか、最近のレースを振り返りながら、考えてみよう。