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大谷翔平の起用プランに新展開。
来季は、先発と一塁手で二刀流?
text by
笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byKyodo News
posted2019/12/03 08:00
今シーズン中もリハビリとしてブルペンで投球練習を続けてきた大谷翔平。来シーズンは再び二刀流が見られるか。
一塁手の起用プランがあるのでは?
カブス時代の'17年オフ、大谷獲得面談に立ち会ったマドン監督は当時、こんな言葉を残している。
「大谷は先発投手として起用する方針だが、登板間の休息期間に外野手として出場するのはどうかと思う。右腕のリカバリー期間に全力送球が強いられる場面で『それはするな』と言っても選手には無理な話だ」
DHのないナ・リーグの将としてもっともな話と感じたが、その先には「一塁手」の起用プランがあったと推測する。
来季、大谷が先発投手としてフル回転すれば、打者としての先発出場は週に3試合程度。それだけならば、DHでもいいのかも知れないが、「一塁手」でのプレーが可能ならば、チームとしてのオプションは増える。マル秘プラン実行へ。アイディアマンの考えそうなことだと思うのだが……。
実現へ向け、エプラーGM、マドン監督、大谷翔平のトップ3会談が来春にも行われるかも、知れない。