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アーモンドアイの女傑ぶりで思い出す、
ルメールの興味深いウオッカ評。 

text by

平松さとし

平松さとしSatoshi Hiramatsu

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photograph byYasuo Itoh/AFLO

posted2019/11/01 18:00

アーモンドアイの女傑ぶりで思い出す、ルメールの興味深いウオッカ評。<Number Web> photograph by Yasuo Itoh/AFLO

アーモンドアイ主戦のルメールは今シーズン、史上最多タイの騎乗機会7連勝を記録するなど絶好調だ。

レースのたびに称えるルメール。

 そんな現役最強牝馬に、ほとんどのレースで騎乗してきたのがルメール騎手だ。

 昨年、武豊騎手のJRA年間最多勝利記録を更新する215勝をマーク。今年はさすがに昨年の勢いには劣るものの、それでも常にリーディング上位を維持してきたフランス人ジョッキーは、アーモンドアイの全10戦において、シンザン記念以外の全てのレースでコンビを組んできた。

 そして、レースのたびにパートナーを褒め称えた。

「凄い脚でした。乗っていても驚きました」(桜花賞)

「前で競馬をしても掛かっていたわけではないので大丈夫だと思いました。どんな競馬でも出来る彼女は本当に強いです」(オークス)

「4コーナーで前との差がかなりあった時は『マズいかな?』って思ったけど、最後はモノ凄い伸びでした」(秋華賞)

「アーモンドアイはスーパーホースです。レコードタイムでしたけど、実際、乗っていてもスピードが違うと感じました」(ジャパンC)

「世界へ出てもドッシリとしていて、やっぱり強かったです」(ドバイターフ)

 見る側だけでなく、乗っている本人をしても衝撃的なレースの連続だった事が推察出来る言葉が並ぶ。

メジャーエンブレムでGI制覇時の話。

 さて、そんなルメール騎手に、以前、思い出に残る牝馬の名を挙げてもらった事があった。メジャーエンブレムでNHKマイルC(GI)を勝った時だから、3年前の'16年の話である。

 当然、メジャーエンブレムの名を挙げた後に、ルメール騎手は言った。

「日本ならやっぱりウオッカは忘れられません」

【次ページ】 10年前のJCで初騎乗し、優勝。

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