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RIZIN王者・堀口恭司が語った、
井上尚弥、那須川天心との共通点。
text by
田中大貴Daiki Tanaka
photograph byDaiki Tanaka
posted2019/08/16 20:00
堀口は8月18日に名古屋にて「RIZIN.18」で朝倉海と戦う。
井上、那須川にも共通する境地。
自分を信じるという境地は、年下のファイターたちからも感じているという。
「ボクシングの井上(尚弥)選手も、自分を信じているのが強く伝わってきますよね。井上選手は最初のラウンドから倒しにいくパンチを打てる。KOを狙って飛ばせる。これは間違いなく自分を信じているからこそできることです。同じ対人競技の人間として、感じるものはありますよね」
かつて名ファイトを繰り広げた那須川天心については、こう語った。
「天心は才能だけじゃない。あの強さの裏に、練習量を感じられるファイターです。自分を信じるだけの練習をしてきている。だから強い。天心のように試合数を多くこなそうとする姿勢は、僕も同じです。自分を信じているから闘い続けられるんです」
修斗からスタートし、UFC、RIZIN、ベラトールと道を進んできた堀口恭司。
「今までにない格闘家としての道を進みたい」と語るファイターは、18日の試合でどんな姿を見せてくれるのだろうか。