濃度・オブ・ザ・リングBACK NUMBER
日米メジャー2冠達成! 堀口恭司が
“自力”で築く唯一無二のキャリア。
text by
橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byNorihiro Hashimoto
posted2019/08/14 11:40
8月7日、フジテレビ前のステージでファン公開のワークアウトを行った堀口。女性や子供のファンも駆けつけていた。
2冠王になった今もまったくブレない。
ことさらにリップサービスをするタイプではない。
ビッグマウスで盛り上げるつもりもない。
2冠王になったことについても「強い相手に勝った結果そうなったということで、僕自身に変化はないです」と言う。
ADVERTISEMENT
7月大会ではKRAZY BEEで同門だった矢地祐介が朝倉の兄・未来に敗れているが「(仇討など)そういう気持ちを勝負に持ち込むといいことがないので」。
強者はあくまでも揺るぎない。
「日本ではコンビニでも声をかけられるようになった」という堀口だが、このワールドクラスのアスリートの存在は、世間にもっと知られていいはずだ。