桑田真澄の名言
慎之助の出すサインに“塩コショウ”を振ることにしたんです。
桑田真澄(プロ野球)
阿部慎之助は巨人で「4番」「キャッチャー」という2つの重責を務め続け、今シーズン通算400号本塁打を放つなど、球団史に残る選手となった。しかしプロ入り当初はキャッチングが下手、リードが単調と批判にさらされ、「どのサインを出していいかわからないんです」と漏らすほど苦悩していた。そんな阿部を救ったのは桑田だった。「バッターがカーブを待っているとわかるのに慎之助がカーブのサインを出して来たら、わざとワンバウンドを投げておく」。あえてボール球を放った桑田の意図に、阿部も徐々に気づいていったという。桑田の優しさが、阿部が大捕手になるきっかけとなったのだ。
Number980号(2019/06/13)
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