SCORE CARDBACK NUMBER
“手倉森流”で波に乗る長崎。
智将は昇格の先を見据える。
~一体感ある雰囲気はどこから?~
posted2019/06/15 15:00
![“手倉森流”で波に乗る長崎。智将は昇格の先を見据える。~一体感ある雰囲気はどこから?~<Number Web> photograph by J.LEAGUE](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/e/0/1500wm/img_e03e9d8e49cba624d01bc2a09fb60370417673.jpg)
第15節・徳島ヴォルティス戦でゴールを決めた呉屋大翔を、手倉森監督はベンチメンバーと共に笑顔で出迎える。
text by
![二宮寿朗](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/f/d/-/img_fdcde79c67157a4b29c5f3719f67f36a58620.jpg)
二宮寿朗Toshio Ninomiya
photograph by
J.LEAGUE
長崎はきょうもマメだった。リオ五輪代表監督、ロシアW杯日本代表コーチを務めた手倉森誠監督を迎えてJ2を戦うV・ファーレンはミッションを忠実にマジメに体現するチームになっている。6月2日のアウェー、千葉戦は4-1と大勝。カウンターが効いたのは、策士の狙いどおりであった。
「(千葉の)カウンターにはパワーがある。しかし切り替わって攻め込まれたときに戻り切らないウイーク(ポイント)もある。だからこそ我々がカウンターを仕留めようと思ったときには、まずやり切ること。やり切れないと考えたらウイングバックが(攻撃に)帰ってくるまでボールをキープすること。そうやってみんなで話し合ってきた」
![](https://number.ismcdn.jp/common/images/common/blank.gif)