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J3最下位も味わった北九州。
ミクスタと共に歩む再建への道。 

text by

安藤隆人

安藤隆人Takahito Ando

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photograph byTakahito Ando

posted2019/04/21 17:00

J3最下位も味わった北九州。ミクスタと共に歩む再建への道。<Number Web> photograph by Takahito Ando

J3第6節アスルクラロ沼津戦では今季初黒星を喫したが、期待を抱かせる戦いを見せるギラヴァンツ北九州。

3年計画、まずは基盤づくり。

 クラブは今、小林監督のもと、3年以内の昇格を目指す「3年計画」を立てており、今年はまず、6位以内を目標に置いている。それは、チームの土台を着実に積み上げていくという、クラブの本気の姿勢の現れである。それは加藤もよく理解している。

「上位争いに常に食い込める地位を作る。3年計画の1年目は、ここを大事にしながらも、それを上回って昇格できるに越したことはないので、何が何でも昇格するという強い気持ちも持ってやりたい。

 今は上位にいるけど、僕らは常に『J3最下位のチーム』という事実を胸に刻みながら、チャレンジャー精神でプレーして、決して浮かれることなく、必死でプレーしなければならない。最下位なのに減らなかったファンの人たち、離れなかったスポンサーの人たち、クラブを支えてくれる人たちのためにも、今できることに全力を尽くしたい。

 早くこのスタジアムに本当の意味で見合うチームになりたいし、ならないといけないと思っています」

 J3からの脱却を。そして、クラブとしての明確なヴィジョンを持った一枚岩の組織となり、より地元の人々に愛されて、応援されるクラブとなるために。ギラヴァンツ北九州は、まさに今後の岐路となるべきシーズンを送ろうとしている。

 ミクスタというチームに関わる全員が、心を1つに集える幸せな空間を大切にしながら――。

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加藤弘堅

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