沸騰! 日本サラブ列島BACK NUMBER
アーモンドアイがドバイで4億円!
海外GIも難なく勝利、目は凱旋門へ。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byREX/AFLO
posted2019/04/01 11:05
アーモンドアイが圧倒的な強さで2019年のスタートを切り、凱旋門賞をさらにはっきりと視野に捉えた。
凱旋門賞での頂上対決へ向けて。
アクシデントさえなければ勝てる――世界のGIでそう思わせ、そのとおりの結果を出せる水準にアーモンドアイはいる。一昨年、昨年と凱旋門賞を連覇したエネイブル(牝5歳、父ナサニエル、英国ジョン・ゴスデン厩舎)とどちらが強いのか。その問いに答えることが今秋の最大の仕事となり、同時に、世界の競馬シーンの最大の見どころになるのではないか。
その舞台はもちろん10月6日の凱旋門賞(パリロンシャン芝2400m、3歳以上GI)だ。
欧州特有のタフな馬場での試走の場として有力なのは、8月21日の英インターナショナルステークス(ヨーク芝2050m、3歳以上GI)か、翌日のヨークシャーオークス(ヨーク芝2370m、3歳以上牝馬GI)か。
日本の競馬界の悲願達成に、期待が高まる。