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<FIGURE SKATING CLIMAX 2015-16>
永井優香「17歳の大きな成長」 

text by

野口美惠

野口美惠Yoshie Noguchi

PROFILE

photograph byMami Yamada

posted2015/12/24 09:00

<FIGURE SKATING CLIMAX 2015-16>永井優香「17歳の大きな成長」<Number Web> photograph by Mami Yamada
シニアGP初挑戦のカナダ杯で銅メダルを獲得。一気に頭角を現した女子フィギュアの新星が明かす「飛躍のきっかけ」と「未来」のこと。

 昨季はジュニアGPファイナル5位、世界ジュニア選手権7位とジュニアのトップで活躍した永井優香。16歳で迎えた今季はシニアに移り、力試しのシーズンとなった。

 一気に頭角を現したのは昨季から。その転機は高校生になったことだという。

「高校からスポーツに打ち込める環境の学校に行き、練習時間が倍になりました。朝練のあと学校に行き、昼過ぎから一般滑走、そのあとリンクで休憩しながら宿題をして、また夜練。毎日4時間は氷に乗っています。そのお陰か、本番で、練習通りのことが出せるようになり、大きな成長でした」

 新しい環境は、勉強とスポーツを両立させるのに最適な空間だ。

「スポーツクラスなので、試合や試合前で早退するときは、友達にノートを見せてもらって助け合います。違う競技同士で高め合えるのが良い刺激で、女子は新体操の選手が多いです。高校では“ゆうか”って呼ばれていますが、中学までは“ゆうゆう”でした。そのへんはちょっと大人になったかも」


 こうして臨んだ今季、シニアに上がった決意の表れは、フリーのジャンプ構成だ。昨季は、冒頭に『3回転ルッツ+3回転トウループ』『3回転ルッツ+2回転トウループ』を入れていた。

「昨季は3回転ルッツを1本目と2本目に入れることで、まだ片方だけ出来れば良い、という保険になっていて、甘えがありました。今季、1つは冒頭、もう1つは後半なので、両方ともちゃんと決めなければ、という意識が高まりました。成功すれば私のルッツは武器になるダイナミックなジャンプなので、強気で頑張りたいです」

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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