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快挙のダブルメダル獲得。競歩は
日本人向きの競技!?~一見地味だが、
実は戦略と繊細さが必要な奥深い競技性~ 

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矢内由美子

矢内由美子Yumiko Yanai

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posted2017/08/30 17:00

快挙のダブルメダル獲得。競歩は日本人向きの競技!?~一見地味だが、実は戦略と繊細さが必要な奥深い競技性~<Number Web> photograph by picture alliance/AFLO

東京五輪に向けた強化で「ゴールドターゲット」種目に指定されている競歩。今後の更なる成長に期待がかかる。

“侍”はリレーだけじゃない。8月4日から13日まで英国ロンドンで開催された世界陸上選手権で、日本の男子50km競歩陣が快挙を成し遂げた。

 バッキンガム宮殿前を通る華やかな周回コースで行われたレース。日本競歩勢最年長29歳で、昨夏のリオデジャネイロ五輪銅メダリストである荒井広宙(自衛隊体育学校)が3時間41分17秒で銀メダルに輝けば、24歳の小林快(ビックカメラ)がわずか2秒差で銅メダルを獲得。25歳の丸尾知司(愛知製鋼)も5位入賞を果たし、日本勢3人全員が世界のトップ5に入ったのだ。

 荒井にとっては会心のレースだった。優勝したヨアン・ディニ(フランス)が序盤から抜け出したが、経験豊富な荒井は冷静な判断でペースを維持し、世界選手権初出場の小林とともに2位グループでレースを進めた。2人は37km過ぎに集団から抜け出し、最後は荒井が小林に競り勝つ形で先にゴールした。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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