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強豪を撃破した注目の5校。甲子園でも勢いは続くか。~優勝候補から、優勝候補を倒した学校まで~
text by
小関順二Junji Koseki
photograph byKYODO
posted2017/08/09 06:30
過去3年連続で西東京大会準優勝にとどまっていた東海大菅生。今夏17年ぶり3 度目の甲子園出場を果たした。
夏の甲子園大会の優勝候補、というより私が注目する5校を挙げたい。なぜこの5校なのかというと、全国屈指の強豪校や超高校級選手を撃破しての出場だからだ。
青森大会準決勝で最速152km/hの古屋敷匠真(八戸工大一)を攻略した青森山田は決勝ではライバル、八戸学院光星をやはり5対3のスコアで下し、勢いが止まらない。
もの凄かったのが西東京大会の覇者、東海大菅生だ。150km/h級のストレートで打者を圧倒する櫻井周斗、金成麗生の両左腕を擁する日大三を準々決勝で5対0、決勝では歴代1位タイの高校通算107本塁打を記録した清宮幸太郎を主軸とする早稲田実を6対2で破っているのだ。