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フェラーリ開幕勝利から序盤の戦いを占う。~メルセデスとの完全な2強、ホンダは最後尾グループか~ 

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今宮純

今宮純Jun Imamiya

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photograph byHiroshi Kaneko

posted2017/04/13 07:00

フェラーリ開幕勝利から序盤の戦いを占う。~メルセデスとの完全な2強、ホンダは最後尾グループか~<Number Web> photograph by Hiroshi Kaneko

ベッテルは1年半ぶりの優勝。ピットからコースに戻ったハミルトンをレッドブルが抑えてくれる幸運もあった。

 フェラーリが逆転勝利を決めた'17年開幕戦は新鮮なインパクトを与えた。フェラーリの初戦オーストラリアGPでの勝利は、ライコネンが王者になった'07年以来だ。全豪テニスとF1が夏から秋に開催される“スポーツ・シティ”メルボルン。観客がコース上にあふれた表彰台セレモニーも盛り上がった。

「やっとチームに笑顔が戻って本当に嬉しい。でもまだ始まったばかりだ。やるべきことはたくさんある」。ベッテルは勝利を喜ぶ一方、長いシーズンの先を見据えて冷静だった。

 勝ちはしたが、同僚ライコネンはパワーユニットの基幹部品ES(エネルギー貯蔵システム)とCE(コントロール・エレクトロニクス)を予選前に交換することに。決勝も本人曰く「燃料セーブを強いられ」、3位のメルセデス・ボッタスに11秒以上離されての4位。手放しで喜べる内容ではなかった。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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セバスチャン・ベッテル

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