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躍進続く日本バドミントン界、次の注目は混合ダブルス。~4年後のために今ペアを固定する~
text by
矢内由美子Yumiko Yanai
photograph byKazuyuki Ogawa/PHOTO KISHIMOTO
posted2016/10/18 09:00
9月のヨネックス・オープンは世界ランク10位の中国ペアと互角に渡り合う勝負を見せた。
「タカマツ」こと高橋礼華&松友美佐紀組のリオ五輪女子ダブルス金メダル獲得で盛り上がる日本バドミントン界が、4年後の東京五輪に向け、早くも次の一手に打って出た。
ナショナルB代表の渡辺勇大(19歳)と東野有紗(20歳)を混合ダブルスの強化ペアとし、4年スパンでメダル獲得を目指していこうという計画だ。
日本バドミントン協会は'04年アテネ五輪惨敗を機に大改革を敢行。その結果、ロンドン五輪女子ダブルス藤井瑞希&垣岩令佳組の銀メダルを皮切りに、リオではタカマツ組が金メダル、女子シングルスの奥原希望も銅メダルを手にした。