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レスター優勝で序列に変化。「本田世代」は「岡崎世代」に?~ライバルでもあり、同志でもある2人の相互作用が見たい~ 

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二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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posted2016/06/01 08:00

レスター優勝で序列に変化。「本田世代」は「岡崎世代」に?~ライバルでもあり、同志でもある2人の相互作用が見たい~<Number Web> photograph by Getty Images

5月7日のホーム最終戦勝利後に行われた優勝セレモニーでは岡崎もトロフィーを手にし笑顔。

「○○世代」

 野球で言えば「KK世代」「松坂世代」と世代を代表する選手が“冠”となるが、サッカーの場合「黄金世代」「調子乗り世代」「プラチナ世代」などと個人名が頭に入ってくることはまずない。

 一つ例外があるとすれば、「本田世代」とも称される'86年生まれ。見方を変えれば、南アフリカW杯での活躍を機に日本のスターとなった本田圭佑が、長友佑都、岡崎慎司、細貝萌ら同年代の選手たちを突き放した瞬間でもあった。

 だがその序列は、今変わろうとしている。レスターで“プレミア史上最大の番狂わせ”を達成した岡崎慎司の存在。伝説の一人となった彼の名は、世界に広く知れ渡るようになった。日本代表でも100キャップ到達に同年代で一番乗りを果たしている。

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