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アクロバットよりも「読み」。名手・菊池涼介の守備哲学。~プロ野球界で最も深く守る二塁手の真髄~ 

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2016/05/23 08:00

アクロバットよりも「読み」。名手・菊池涼介の守備哲学。~プロ野球界で最も深く守る二塁手の真髄~<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

昨季まで3年連続ゴールデン・グラブ賞。今季は.323、4本塁打(5月12日時点)と打撃好調。

 守備に自信がある外野手は浅く守り、内野手は深く守るものだ。上手い外野手は、フェンスがある後ろに関しては捕れるギリギリの距離を計算してできるだけ浅く守り、前のヒットゾーンを潰そうとする。一方、上手い内野手はできるだけ深く守って、少しでも広い範囲のゴロを捕れるように備える。もちろん後ろで捕ればそれだけバッターに走る時間を与えてしまうわけで、それでも刺せる強い肩を持っていなければ、深くは守れない。

 現在、もっとも深く守るセカンドはカープの菊池涼介だ。ランナーがいない場面では外野の芝の部分にまで、人工芝で言うならグラスラインよりも外野側に入り込んで守っている。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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