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武器は「強気」のインコース。松井裕樹の来季やいかに。~未完成ゆえの躍動感を卒業し、安定感を~ 

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

PROFILE

posted2015/11/19 08:00

 背番号1も似合うが、背番号10も悪くない。イーグルスで1番を背負う松井裕樹は、日本代表では背番号10をつけている。11月8日、プレミア12の開幕戦となった韓国戦では、5点リードの9回に登板。いきなりの3連打を許してノーアウト満塁とされたが、そこからの3人を三振と内野へのポップフライ2つに抑えて、無失点で切り抜けた。試合後、ミックスゾーンで足を止めた松井は「緊張マックス、ハンパなかったです」と苦笑いを浮かべていた。

 思い出したのは、4年前の夏だ。

 甲子園を目指して神奈川県大会を戦っていた桐光学園は、決勝で背番号10の1年生を先発させた。それが松井だった。躍動感あふれるダイナミックな背番号10に対し、強打の横浜打線はことごとくポップフライを打ち上げていた。プロに入ったばかりの松井がこんな話をしていたことがある。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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松井裕樹

プロ野球の前後のコラム

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