Number on NumberBACK NUMBER

欧州W杯のベスト4。~4強に南米勢が入れないことは、想像以上に多い~ 

text by

小川勝

小川勝Masaru Ogawa

PROFILE

photograph byGetty Images

posted2018/07/29 17:00

欧州W杯のベスト4。~4強に南米勢が入れないことは、想像以上に多い~<Number Web> photograph by Getty Images

準々決勝、ベルギーはデブライネのゴールでブラジルを破り、32年ぶりにベスト4に進出した。

 サッカーのワールドカップ、2018年は準々決勝に残ったのが欧州6カ国、南米2カ国という形だった。そして準決勝に残った4カ国はイングランド、フランス、ベルギー、クロアチアと、すべてが欧州勢となった。ワールドカップという大会にとっては、欧州以外からも勝ち残る国があったほうがよかったかも知れないが、過去の大会を振り返ると、準決勝がすべて欧州勢というのは、時折あったことだ。

 中でも、欧州で開催されたワールドカップを振り返ってみると、欧州勢の活躍は、やはり目立っていた。過去に欧州で開催されたワールドカップは10大会あったが、その中でドイツ開催の2006年、スペイン開催の1982年、イングランド開催の1966年、イタリア開催の1934年の大会は、いずれも準決勝の4カ国はすべて欧州勢だった。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 1283文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

ロシアW杯
ワールドカップ

サッカー日本代表の前後の記事

ページトップ