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スピードスケートの伸び幅。~コンマ何秒を削る極限の戦い~
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![小川勝](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
小川勝Masaru Ogawa
photograph byTsutomu Kishimoto/JMPA
posted2018/03/14 16:00
![スピードスケートの伸び幅。~コンマ何秒を削る極限の戦い~<Number Web> photograph by Tsutomu Kishimoto/JMPA](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/a/9/350/img_a929d5dcea3e4f200fde081406ddc07e112921.jpg)
高木美帆は、夏季と冬季のオリンピックを通じて、日本人女子で初めて1大会で金銀銅すべてのメダルを獲得した。
平昌五輪のスピードスケートは記録の面からみても五輪史上に残るハイレベルな戦いだった。男女の個人種目、2人1組で滑る10種目の中で、男子1000mを残してオリンピック新記録が5種目、会場となった江陵オーバルの標高は約40mで、平地での開催だったから、記録が出やすい環境とは言えなかったはずだが、優勝争いはハイレベルだった。
女子の個人種目では、日本の小平奈緒が優勝した500m以外の1000m、1500m、3000m、5000mで、すべてオランダ勢が優勝した。そして優勝したオランダの選手の五輪における記録の伸びは、大幅なものだった。
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