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スライディングと併殺。~危険なスライディングが減って得しそうな球団が、セとパに2つずつ~ 

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小川勝

小川勝Masaru Ogawa

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photograph byHideki Sugiyama

posted2017/02/21 17:00

スライディングと併殺。~危険なスライディングが減って得しそうな球団が、セとパに2つずつ~<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

巨人・坂本はプロ10年目の昨季、初めてゴールデン・グラブ賞を受賞した。

 2017年のプロ野球では、注目のルール変更がひとつ行われる。併殺を狙うプレーに対して、走者が野手を狙ったスライディングで、併殺阻止を狙うことを禁止するという変更だ。スライディングは「野手に接触しようとして走路を変更することなく、ベースに達するように滑り込む」というものでなければならない。野手に意図的に接触したり、接触しようとした場合には、守備妨害と判断され、併殺が成立することになる。

 これは案外、大きな影響を及ぼす変更かも知れない。昨年は、本塁上での危険な衝突をなくすための「コリジョン・ルール」が採用されたが、本塁上のクロスプレーは毎試合あるとは限らない。しかし一塁走者が二塁に滑り込むプレーは、本塁上のクロスプレーよりもずっと多い。走者が野手を狙ってスライディングしてこないと分かっていれば、二塁手も遊撃手も、余裕をもってプレーできるはずだ。守備のいいチームは、間違いなく、昨年より多くの併殺を取ることができると思われる。

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