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惜敗も収穫が大きかった開幕戦。サンウルブズ、3年目の躍進へ。~試合の最後まで勝敗がわからない醍醐味~ 

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大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2018/03/02 16:00

惜敗も収穫が大きかった開幕戦。サンウルブズ、3年目の躍進へ。~試合の最後まで勝敗がわからない醍醐味~<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

SR初参戦のサウマキが開幕戦2トライ。チームは、今季5位以内を目標に掲げる。

「勝てる試合を取りこぼしてしまった」。今季新加入にしてホーム開幕戦初先発を飾ったCTB中村亮土の言葉が、ピッチに立った23人の選手、そして1万4614人の観衆の総意ではなかっただろうか。

 スーパーラグビー(SR)参戦3年目を迎えるサンウルブズは2月24日、2度の優勝を誇る強豪ブランビーズと秩父宮ラグビー場で対戦し、25-32のスコアで惜敗した。序盤の主導権を握ったのはサンウルブズだ。WTBホセア・サウマキの2トライとCTBラファエレティモシーのトライで前半を19-15とリードして折り返した。しかし、後半開始1分に自陣ゴールライン付近で主将のSH流大がトライを献上する痛恨のパスミス。後半からプレッシャーのギアを上げてきたブランビーズに対応できず、反撃は途中出場のSOヘイデン・パーカーのPG2本にとどまった。

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