NumberEYESBACK NUMBER

豪州戦で掴んだ手応えと課題。W杯まであと2年で間に合うか。~観客動員は国内記録更新、試合は大敗~ 

text by

大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

PROFILE

photograph byKYODO

posted2017/11/12 17:00

豪州戦で掴んだ手応えと課題。W杯まであと2年で間に合うか。~観客動員は国内記録更新、試合は大敗~<Number Web> photograph by KYODO

後半ロスタイムに28点目となるトライを決めたテストマッチデビュー戦の姫野和樹。

 2年後に向け、シミュレーションになる1日だった。

 11月4日、横浜・日産スタジアムでラグビー日本代表はオーストラリア代表と対戦した。2年後の11月2日には同じ場所で、日本で初開催となるワールドカップ(W杯)の決勝が行われる。芝の状態、気候、選手や観客の動線などなど、確認したいことは山ほどあった。

 W杯本番で想定している観客数は7万人弱。公式キャパは7万2327席だが、「席のクオリティを考え、販売枚数は抑える」(W杯組織委の嶋津昭事務総長)狙いで、ピッチに近い数列は販売されなかった。本来、最前列は選手のぶつかる音が聞こえる特等席なのだが、陸上トラックが広く、席が低く見通しが悪い構造ゆえの決断だ。W杯が開かれる全国12会場のうち、約半数の5箇所は陸上兼用。当初掲げたW杯の観客目標200万人が180万人に修正されたのも、これに対応するためだった。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
ウェブ有料会員になると続きをお読みいただけます。

姫野和樹

ラグビーの前後のコラム

ページトップ