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新しい国立競技場に何が宿るのか?~火中の栗を拾った隈研吾が新国立競技場を語る~ 

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幅允孝

幅允孝Yoshitaka Haba

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photograph byWataru Sato

posted2016/06/20 08:00

新しい国立競技場に何が宿るのか?~火中の栗を拾った隈研吾が新国立競技場を語る~<Number Web> photograph by Wataru Sato

『なぜぼくが新国立競技場をつくるのか 建築家・隈研吾の覚悟』隈研吾著 日経BP社 1500円+税

 4年後に迎える東京オリンピックを祝福する気になれない人は、かなり多いのではなかろうか。競技場やロゴ問題のドタバタ。招致活動での使途不明金。決定直後はあんなにもワクワクしていたのに、最近はネガティブな話題で押しつぶされそうだ。そんな中、偶然にも火中の栗拾いをすることになった建築家の隈研吾。最新刊『なぜぼくが新国立競技場をつくるのか』では、1度目のコンペで傍観者だった彼が、なぜ新競技場のプロジェクトを手掛けることになり、どんなことを試みたいのかを語る一冊だ。


 断っておくが、本書はコンペの内幕を暴露する本ではない。顛末は語られるものの、核となるのは隈が新競技場で用いる「木の建築」という手法がいかに未来志向であり、日本的であるかということ。

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