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中島翔哉が語るカタール移籍の理由。
PSG行きは未定、欧州への再上陸は? 

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戸塚啓

戸塚啓Kei Totsuka

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posted2019/02/12 11:00

中島翔哉が語るカタール移籍の理由。PSG行きは未定、欧州への再上陸は?<Number Web> photograph by connect

44億円とも言われる額でアル・ドゥハイルに移籍した中島翔哉。彼への期待は想像以上に大きいのだ。

「サッカー面でも生活面でも素晴らしい」

 現地入りしてから早々に、中島はシャビと会うことができた。スペイン代表とバルセロナで一時代を築いたレジェンドは、首都ドーハに本拠地を置くアル・サッドの一員だ。スナイデルがプレーするアル・ガラファも、中島のアル・ドゥハイルもドーハをホームタウンとする。所属クラブを越えた交流が、深まっていくかもしれない。

 新天地でのトレーニングに合流した中島は、「チームメイトの全員が、初めて会ったときからウェルカムと迎えてくれて、初日からとても居心地良くサッカーができています」と話す。チームのスタイルにも、スムーズに溶け込んでいる。

「アジアカップでは日本代表の試合も観ていましたが、カタール代表の試合も多く観ていて、それも自分がアル・ドゥハイルへ移籍する大きな要因のひとつになりました。アル・ドゥハイルもそうですし、ていねいにパスをつなぐ攻撃的なチームが多いので、日本的な要素とヨーロッパ的な要素がうまく融合されていると思います。

 そのうえで、有名な選手たちが何人かいて、リーグのクオリティを上げてくれていると思います。日本ではあまりカタールについて知られていないですが、サッカー面でも生活面でも自分にとって素晴らしい国だと思います」

 アル・ドゥハイルならサッカーを楽しめる、自分がさらに成長できると見通せたからこそ、中島はカタール行きを選んだに違いない。同時に、良きアドバイザーでもある妻と愛犬との生活が、落ち着いて快適なものになるであろうことも、大切な条件だった。

 新しいチャレンジに誰よりも胸を高鳴らせているのは、他でもない中島自身なのだ。

(取材協力:コネクト株式会社)

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