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ヴェルディ守護神・上福元直人の
カシージャスと同じ儀式と勇気。 

text by

海江田哲朗

海江田哲朗Tetsuro Kaieda

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photograph byJ.LEAGUE

posted2018/12/07 11:30

ヴェルディ守護神・上福元直人のカシージャスと同じ儀式と勇気。<Number Web> photograph by J.LEAGUE

大分、町田を経て今季ヴェルディに加入した上福元直人。2018シーズンは自身初の全試合フルタイム出場を果たした。

「勢いはうちのほうが上」

 8日、ジュビロ磐田とのプレーオフ決定戦。舞台はヤマハスタジアムだ。

「はたして、自分たちに上のカテゴリーで通用する力があるのか。ここまで積み上げたサッカーが、J1にふさわしい価値を持つのか。それを試すには絶好の機会です。チームと個人の成長、その本当の意味が次のゲームでわかる」

 そう意気込む上福元だが、磐田はこれまでの相手とは文字通り格が違う。日本代表キャップを持つ大久保嘉人、川又堅碁、山田大記、田口泰士、そして日本サッカーのレジェンドに名を連ねる中村俊輔。豪華なタレントを擁し、メンツだけなら降格の危機に瀕するチームとはとても思えない。

 3戦連続のアウェーゲーム。レギュレーションの不利もあり、東京Vは先取点を奪われれば、そのまま押し切られる公算が高い。上福元の双肩には、より一層の大きな責任、11年ぶりのJ1を夢見るたくさんの人々の希望がかかる。

「勢いはうちのほうが上。もっとも、プレーのクオリティでも負けるつもりはないです。チームとしての戦い方がブレず、組織的にプレーできる長所を出せれば勝機はある。最後、横浜FC戦のように自分が上がる形にならないのが一番いいんですが、念のため準備はしておきます」

 そう言って、上福元は白い歯を見せた。

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