ファイナル出場者は2連勝が3人も。

「自分の中で前回の大会から修正してきたものというのが、5割くらいしか出ていなかった。良い形として残ったものもある。ジャンプの感覚が前より考えて滑っている分、これがはまりだしたらずっとできるようになっていくようなジャンプ（になってきている）。それを早く定着させないといけない」と、田中はこの大会の経験を振り返っている。

　フリー2位はロシアのディミトリ・アリエフで、SP9位から総合4位まで上がった。

　本大会でGPファイナル進出トップ6の顔ぶれが揃った。

　羽生結弦、宇野昌磨、ネイサン・チェンがそれぞれ2連勝で進出。ロシアのセルゲイ・ボロノフ、チェコのミハル・ブレジナのベテラン2人、そして初進出の韓国のチャ・ジュンファンが入った。