水谷隼の名言 

プロとして収入を得ることができるのであれば、それを自分が強くなるための投資に使うべきだと思ったんです。

水谷隼(卓球)

2013年にロシアのプロリーグに参戦。日本と同じように炭酸飲料を飲んでいると、チームスタッフに叱責されたという。「プロのチームにエースとして迎えられたのに、僕は卓球のプロフェッショナルではなかった。例えば、練習後に好きなモノを食べることが、オンとオフの切り替えになると思っていましたが、そういう考え方こそ、甘かったんです。まわりの選手たちと同じように食餌制限をし、ウエイトトレーニングも本格的に始めました」。さらに世界的に名高い邸建新(チュウ・ジェンシン)をプライベートコーチに迎えるなど、自分への投資もした。プロとしての意識改革が水谷を強くしたのだ。

Number903号(2016/06/02)

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