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渡邊&八村がW杯2次予選で躍動。
海外組が日本バスケ界を変える!?
~戦術理解と協調性が噛み合って~
posted2018/10/02 15:00
text by
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Kiichi Matsumoto
わずか6日間だった――。渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)が、FIBAワールドカップ・アジア2次予選ウィンドウ4の2試合の前に日本代表チーム練習に参加した日数だ。8月上旬にアメリカの査証発給を待っていた間の3日間と、試合直前に遠征先のカザフスタンでチームに合流してからの3日間、合計6日間だけの準備期間で9月13日のカザフスタン戦に臨んだのだった。
1次予選6試合は大学やNBAサマーリーグに向けての準備のため代表不参加で、フリオ・ラマスヘッドコーチ率いるチームでプレーするのは今回が初めて。準備不足から脆さを見せてもしかたないような状況だった。しかし実際には日本代表は敵地でのカザフスタン戦、そしてホームでの強敵イラン戦の2試合にどちらも2桁点差で快勝し、渡邊も大きく貢献した。