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松井稼頭央の恐るべき追い込みぶり。
西武・栗山、金子に早くも影響が。
text by
市川忍Shinobu Ichikawa
photograph byKyodo News
posted2018/02/22 11:00
昨年11月の入団会見では「もう一度、小さい花でもいいので咲かせたい」と語った松井。キャンプでも精力的にプレーしている。
任されたポジションをがんばるだけ。
今のところ、外野での起用が濃厚だが、キャンプ中には内野での特守にも汗を流していた。
松井はポジション争いについてこう語る。
「ショートは、ちゃんとしたショートがいますので、僕が守るようなことにならないのがチームにとっていちばんいいですよ。もちろん準備はしていますけど。自分は任されたポジションをがんばるだけです」
現在のライオンズについて聞くと「個々の能力の高いチームなので、その力が結集すれば必ず上を目指せると思う」と言葉に力を込めた。
リーグ優勝を4度、経験しているベテランの加入は、チームに何をもたらすのか。開幕戦でのスターティングメンバー発表が今から楽しみである。