岡野功の名言 

ライバルって自分を育てるもんでさ、コイツを倒したいと思えばこそ努力するわけだよ。

岡野功(柔道)

「柔よく剛を制す」を体現した柔道家であった岡野は、170cmの小柄な体格ながら無差別級の大男たちを制して全日本の賜杯を2度も手にした天才だ。その岡野が認めたライバルが金義泰、神戸生まれの在日韓国人2世の選手だった。柔道が正式種目に採用された1964年の東京五輪、中量級準決勝でふたりは対戦。岡野の優勢勝ちだったが、唯一時間をフルに使った相手が金だった。金はその後、韓国で1年間指導し、韓国柔道のレベル向上に大きく貢献した。

Number561号(2002/10/24)

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矢内由美子Yumiko Yanai

柔道

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