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監督は車イス、コーチはカメラマン。
ブリオベッカ浦安、“J5”の挑戦劇。 

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戸塚啓

戸塚啓Kei Totsuka

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photograph byKei Totsuka

posted2018/01/28 11:30

監督は車イス、コーチはカメラマン。ブリオベッカ浦安、“J5”の挑戦劇。<Number Web> photograph by Kei Totsuka

ブリオベッカ浦安の練習試合の1コマ。車イスでの指導姿は見慣れないが、指導者の力はそんな部分では問われない。

異色のコンビが、関東に風を起こす。

 元日本代表にしてJリーグでの監督経験を持つ都並は、適度な距離感で羽中田や鈴井、選手たちとコミュニケーションをとっている。相手が自然と引き寄せられるような空気感を、この56歳は持っているのだ。

「僕も監督をやったことがあるから分かるんですけれど、色々な意見を言ってくれる人が集まっていたほうがいいんです。もちろん、羽中田監督のサッカーは尊重しています。関東リーグでの監督として戦ってきた経験もあるし、ポゼッションを大事にする彼のスタイルで結果を残してほしいですね」

 ウィークデーの午前中に練習し、週末は関東近郊へ練習試合に出かけながら、ブリオベッカ浦安は4月初旬の関東リーグ開幕へ備えていく。遠方での練習試合では鈴井と伊藤竜一GKコーチがマイクロバスのハンドルを握り、選手たちの移動手段とする予定だ。羽中田らと同じく新任の伊藤も、明るく前向きなムードを作り出す。

 異色のコンビを中心としたチームの熱気は、真冬の寒ささえも溶かすほどである。

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