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ロナウド&メッシさえいなければ……。
バロンドール3位という涙の歴史。 

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茂野聡士

茂野聡士Satoshi Shigeno

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posted2017/12/15 11:00

ロナウド&メッシさえいなければ……。バロンドール3位という涙の歴史。<Number Web> photograph by Getty Images

5度目のバロンドール受賞を祝福されるロナウド。ここまでズラリと並ぶと、壮観というより有難みがないような……。

“どこよりも早い2018年バロンドール予想”は……。

 さて、鬼が笑いそうな“どこよりも早い2018年バロンドール予想”として、この条件に挑めそうな候補を想像してみる。来年はW杯イヤーだけに、強豪クラブかつ強豪国の選手が思い浮かぶ。

 グリエスマンが所属するアトレティコ・マドリーは、すでにCL敗退しているので厳しい。同じフランス勢ならマンチェスター・ユナイテッドのポグバだが、中盤ということもありゴール数でやや不利か。

 前述したバイエルン勢だと、今の攻撃の中心はレバンドフスキだ。ただレバンドフスキの国籍はポーランド。W杯得点王候補の1人であることは確かだが、優勝を求めるのは酷だろう。1994年のストイチコフ(ブルガリア)のような大活躍を果たせば、という感じか。点を取るのはぜひ同グループの日本以外からにしてほしいが……。

 現在負傷中のノイアーは戦線復帰後バイエルンで変わらぬ力を見せつつ、W杯連覇を果たせばチャンスはある。しかしバルサのGKテア・シュテゲンが絶好調で、代表でレギュラー確約とは言い切れない。ドイツの厚すぎる選手層が、不確定要素になりえる。

やはり筆頭候補はネイマールではないか。

 様々な点を踏まえると、やはりネイマールが筆頭候補だろう。

 ここ3年で2度の3位入賞を果たしている25歳は、今夏290億円もの移籍金でパリ・サンジェルマンに渡った。“3番目のスーパースター”で終わりたくないとの野心は、ピッチ内外での報道に感じる。

 そしてネイマールの立場に立ってみれば、2018年は2人を倒すチャンスが満載の年でもある。

 11日に決まったチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、PSGの相手はレアル・マドリー。ロナウドより目立ちつつ、“白い巨人”の3連覇を阻止すれば1次試験突破だ。サラッと書いたが、このタスクがすでに難関である。

 続いての関門はバルサ。昨季CLのバルサvs.PSGでネイマールは、バルサの一員として0-4から奇跡の逆転劇の主役となったが、対決が実現すればメッシらを敵に回してのマッチアップとなる。もちろんファイナルの舞台で当たるのもいいが、より趣深いのはホーム&アウェーで実施される準決勝まででの対戦か。

【次ページ】 カンプノウを黙らせ、ロシアW杯を制覇すれば。

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